こんにちは!
りんりんです
今日は、夕方から雨が降ってきてしまいました(-.-)
肌寒く、もうすぐ5月とは思えない天気
なかなか衣替えができません・・・笑
さて、今日は「紬の世界~結城紬~」
ということで、
紬の中の結城紬(ゆうきつむぎ)について書いていきます!
紬と一言にいっても、
産地によってたくさんの種類があります
また、特徴や作り方も違います
【紬の世界】シリーズで、全国の紬を取り上げていく
予定ですが、第一回目は「結城紬」にしました
理由は、結城紬こそ紬らしい紬である
ということと、私が一番好きな紬だからです
そして、私が一番最初に学び
感銘を受け、きものにハマったきっかけのお着物でもあります
是非、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
【結城紬】
結城紬は、茨城県・栃木県で作られているお着物です
主な産地としては、茨城県の結城市です
結城紬の大きな特徴は以下の通りです
・ユネスコ無形文化遺産・重要無形文化財
・真綿から紡いだ糸
手つむぎの糸を縦糸横糸のどちらにも使っているのは本場結城紬のみ
・暖かくやわらかいお着物
・日本三大紬(大島紬・牛首紬・結城紬)
・地機(じばた)で織られている
結城紬は、何と言っても糸の作り方にあります
糸のもとである、蚕の繭を煮立たせ
やわらかくなったところで、繭をゆっくりと広げ
伸ばしていきます
それを、真綿といい専用の道具にかけ
手で、唾を付けながら糸を紡いでいきます
真綿からできる糸は、ふんわりとしていて
空気を含むので、冬でもあたたかくやわらかいのです
また、地機(じばた)といい
全国でも珍しい縦糸を腰でつりながら織っていく機織りを使用していて
織子さん(織る人)の力加減で風合いができるので
機械織ではない温かみや風合いがあります
地機は織子さんの技術も要しますし、時間がかかります
ですから、地機で織られているとお値段は高いです
そして
結城紬の柄はたくさんの亀甲で
作られているのも特徴で、その柄を作る亀甲
が細かければ細かいほど、技術も時間も要し
お値段は高くなりますし、もちろん貴重なものになります
このように、全てにおいて技術、時間を要し
高価のものになります
が、あくまでも
上記を満たす本場結城紬といわれるものになります
今は、機械で作られるものもあります
柄がなかったり、機械のものであれば
そこまで高額にはなりません
そして、
時代に合わせ結城紬もしんかしていますので
色々な結城紬があります
今回は、あくまでも皆が思う昔からの結城紬
の特徴を書いています
とにかく、結城紬は
暖かくてやわらかくて
着れば着るほど味が出て
やさしいお着物だということです!!
きもの好きな人ほど、結城紬が好きですからね
一度、見てふれたらハマること間違いなしです(*^^*)
以上、結城紬についてでした
最後まで読んでいただき有難うございましたm(__)m
りんりん