こんにちは!
りんりんです♪
この記事を読んでくださっているのは、きっと
「一人できものを着られるようになりたい」
「着付け教室はどこがいいのか」
という思いがあるからだと思います。
そんな思いに応えるべく、着付け教室に3年以上通い、呉服屋で着付け教室運営をした私が着付け教室の選び方についてお教えいたします!
※あくまでも。個人的な見解です。
目次
探す前に、自分の目的を明確にしよう!
私自身も最初は、同じような悩みのすえネットで調べたりしていました。
価格・コース・先生・教室の雰囲気など・・・
ただ、今思うのは一番重要なことは目指すレベルによって選ぶ教室が変わってくるということ。
教室はたくさんあり、
それぞれの教室には強みと弱みがあります。
ですから、ご自身が目指しているものを得るためには目的を明確にしてから教室を探すことが大切です。
【考えてほしい5つのこと】
➀きものを着られるのになって、どうしたいのか
➁どのレベルできものを着たいのか
③着付け方法はどんなものが良いのか
④資格は欲しいのか
⑤いずれ講師や着付け師に少しでもなりたいか
以上、5つを考えてみてください。
その答えによって、あなたにとってベストな着付け教室は変わってきます。
しかし、まだわからないし今後変わるかもしれないということもあると思いますので
「今の段階では・・・」で大丈夫です!
着付け教室の種類
そして、着付け教室には大きく3つの種類があります
➀学院と呼ばれるような教室
➁普通の教室
③個人
規模は上から順に大きくなっています。
【それぞれの特徴】
※例に挙げているのは、着付け教室と検索して出てくるような教室を取り上げてみました。
➀学院系
<例>長沼静きもの学院・青山きもの学院・ハクビ京都きもの学院
歴史が長く、ブランド力がある
教室名だけで、相手に伝わり信頼も厚いが
授業料など高額になることが多い
厳しめ、厳格
きめ細やかな指導
資格取得や講師・着付けしを目指すならば上記の学院
私が通っているのは長沼静きもの学院ですが、ほとんどプライベートレッスンのような感じで、一対一の指導は結構あります。もちろん一対二や三ということもありますが、とても良く見てもらえています。資格も取れますし、他企業からの信頼も厚いです。
授業の振り返りに期限もなく、一か月授業を休んでもしっかりと自分のカリキュラムで授業を受けられますし、いつでも入会でき、すぐに始めることが可能です。
ただ、授業料は安くはありません。
【このタイプの教室がお勧めの方】
・資格取得やキャリアアップを目指す方、講師として働きたいという方
・厳格な雰囲気が好きな方
・ブランド力を重視する方
・高級感のあるほうが好きという方
にお勧めいたします。
➁普通の教室
<例>いち留・雪花きもの学院など
学院系とくらべ、歴史が浅かったり知名度が低かったり信頼がない場合もある
その分、低価格の授業料のところが多い
アットホームな雰囲気が多い・カジュアル
資格取得もできることのほうが多いが、ブランド力が弱い・信頼が薄いことがあるため
あまりお勧めしない
授業の振り返りも可能だが、一週間以内など期限があることが多い
入会できる時期が決まっており、いつでも始められない
上記の教室ですが、調べてみたところ
ほとんど内容は一緒でした。
雪花きもの学院は学院とついていますが、いわゆる学院系の教室ではなさそうです。
初級コースは、一回500円というワンコイン授業で全10回。
カリキュラムもほぼ同じ。
違うのは、着付けの仕方や初級コース修了後のカリキュラムや料金設定かもしれません。
【このタイプの教室がお勧めの方】
・きものが一人で着られるようになれば良いという方
・今後、資格取得や講師・着付け師を目指すことはないという方
・低価格を重視される方
・アットホームでカジュアルな雰囲気が良いという方
③個人
個人で教えている教室
低下格で、きめ細かい指導も受けられる
資格取得には向かない
講師、着付け師を目指すには向かない
よりアットホームで、講師と仲が深まりやすかったりする
柔軟な対応を期待できる
【このタイプの教室がお勧めの方】
・きものが一人で着られるようになれば良いという方
・今後、資格取得や講師・着付け師を目指すことはないという方
・低価格を重視される方
・アットホームでカジュアルな雰囲気が良いという方
・販売が嫌な方
3つの種類から選ぼう
ここまで、それぞれの特徴を書いてきましたが
3種類の教室の中で、自分はどれが合っているのかをまず考えてみて下さい。
資格が欲しいのか、講師になりたいのか、ただきものが一人で着られるようになりたいだけなのか、どんな雰囲気の教室で学びたいのか・・・を考えて、
「学院系」か「普通の教室」か「個人」かを決めてからその種類のなかで実際に調べたり無料体験にいったりして教室を、決めることをお勧めします。
ここで注意ですが、途中で教室を変えようというのはお勧めしません。なぜならば
着付け教室によって、「手が違うから」。手が違うというのは、着付けの仕方が異なるということ。着姿が同じに見えても、紐の縛り方であったり帯の結び方であったりと違いは必ず出てきます。
最初に学んだ着付け方法を変えたりすることや、違う方法できものを着るということは
勉強になりますが、なかなかに受け入れがたくストレスを感じてしまいますし何よりも大変です。また、手間もお金も労力もかかります・・・
ですから、先を見通してしっかり考えたうえで選ぶことをお勧めいたします。
呉服販売はある?ない?
呉服販売の有無。これ、とても気になると思いますが
基本的には、どこの教室もあると思っていただいたほうが良いと思います。
ワンコインなどの安い授業料でやっているところは、販売で利益を出していますので
販売無しでは成り立ちません。
しかし、現在は法律なども定められ押し売りのようなケースはゼロとはいえませんが本当に減っていると感じますので、ご安心ください。
もちろん、様々な言葉できもの購入を促されるかもしれません。しかし、
断り方も色々ありますし買わなくてはいけないとなんて事はありません。
ただ、きものを着られるようになったのにきものを持っていないというのも悲しいですよね。
中古や譲り受けたものでも良いと思いますが、
やはり自分サイズで作るきものの着やすさやフィット感はたまらないものですので、本当に素敵で欲しい!と思ったものならば自分のものにしてほしいです。
決してお安い物ではありませんが・・・。
また、きものの販売会というのは一番きものについて勉強できる機会でもあります。
どんなきものがあって、どのように作られているのかなど本当に勉強になり、きものの価値がわかることでしょう。
販売会だからといって、毛嫌いするのではなく勉強会として参加するというのもありだと思います。ただ、素敵なもがたくさんありますので強い意志をもって参加することをお勧めします。
資料請求・無料体験をしよう
どのタイプの教室にするかきまったら、そのタイプの中で気になる教室を見つけましょう!
そして、ちょっとでもいいなと思ったら、資料請求をして比較検討をする。
資料請求をしたうえで、一番良さそうと思った教室の無料体験に行きましょう。
無料体験は、資料請求のように軽い気持ちでしない方が良いです。
理由としては、
無料体験に行ってしまうと、色々な特典であったり、即入会で受けられるメリットを多く提示されるので「つい入会してしまう」ということも少なくありません。
ですから、色々な教室に無料体験申し込みをするのではなく、一番気になる教室に無料体験に行きそこがダメだったら次の無料体験に行くことをお勧めします。
【狙い時】
きものを習い始めようとしたとき、お勧めは夏季です。
夏季は暑くて、きものを着たいと思う人が少なくなるために着付け教室は需要が減ります。
そのため、夏季は色々な特典がついたり入会金が免除になる等のメリットがおおくなりますので、今がチャンスです!
まとめ
着付け教室と一言にいってもたくさんありますので、迷われると思います。
結局どこがいいのかは、ご自身にあった教室ですのでピンポイントで〇〇の教室がお勧めということは言えません。それぞれの強みと弱みを把握して自分にぴったりの教室を探してみてください!
自分にあった教室に通うことで、楽しくしっかりときものを着られるようになります。
そのためにも、上記を参考に目指すところを考え教室選びをしてみてください!
素敵なきものライフがおくれることを願っています♪
最後まで読んでいただき有難うございましたm(__)m
りんりん