こんにちは!
りんりんです
最近、久々にきものを着ましたので
そのコーディネートについて・・・
お話していきたいと思います!
目次
きもののコーディネート
きものって、洋服とは違いとてもコーディネートが難しいものです。
洋服ではできない色合わせであったり、帯や小物一つで印象が大きく変わります。
一体、このきものにはどんな帯が合うのか・・・
何色の帯締めを持ってくるか・・・
などをTPO・ルールに合わせて考えなければいけません。
結構、これが最初は難しいものです(;’∀’)
私も、呉服屋で働いていたのですが、初めは何が合うのかも分からず、コーディネート提案は苦手でした。
コーディネートで悩んでいると先輩が、「こんなのいいんじゃないかしら」と
私では考えられないような「色」・「柄」のものを持ってきてくれることが多々あったのですが、それが本当に合うんです!
最初はどうしても、洋服のような感覚で考えてしまうので
色・柄の合わせ方など本当に難しいんですよね・・・。
そんな難しいと思われるきもののコーディネートも迷いなく
素敵な着物姿を提案できる力。
これは、経験の差だなあと思いました・・・。
ですから、着物雑誌を買って見たり、インスタで素敵なコーディネートを探したり
先輩のコーディネートからたくさん勉強しました(‘ω’)
するとだんだん、わかるようになってきたんです!
帯や・帯締めをパッと選べるようになりましたし自信もつきました。
きものにはルールもありますので、知識とある程度の経験が素敵なコーディネートを
生み出すと思っています。
ちょっとめんどくさいとか難しい・大変と思うかもしれませが
それがきものの楽しみ方の醍醐味と言えるでしょう!
とはいえ
TPO・ルールに反していなければ、コーディネートに正解も不正解もないとも思いますし
好みもありますよね。
その中でも、粋さ・かわいらしさ・上品さ・かっこよさなど求めるものも違うと思います。
ですから、きもののコーディネートで悩んでいる・迷われている方にとって
少しでも私の知識と経験を参考に見てもらえたら嬉しいです♪
今日のきもの
今日は、結城紬の単衣(ゆうきつむぎのひとえ)に雪月花の塩瀬帯を合わせてみました。
まだ、6月なので浴衣を着たいのを我慢し単衣です(-_-)
結城紬は、暖かく・やわらかく紬らしいごわつきがありますので単衣には向かないとされていますが、私は結城紬が大好きなので気にならないです。多少、裾元がまとわりつく感じはありますが問題ではありません。
塩瀬の帯は、かなり長い期間締めることのできる帯であり
良く締まりとても使い勝手の良い帯なんです。
そして、白の帯地に黒で「雪月花」と漢字で書かれています。
それぞれ、冬の雪・秋のつき・春の花というように
この「雪月花」には、四季折々を楽しむということ
や四季の自然美を表しています。
紺色のお着物に、白の帯。
このような
帯と着物、まったく違う色合わせでパキッとしたコーディネートは
「京好み」と言われたりします。
言葉通り、京都の方たちが好むコーディネートです。
反対に帯と着物、それぞれ同系色を持ってくるようなコーディネートは
「江戸好み」と言われたりします。
東京では、粋さを追求してシンプル・シャープなものが好まれるという
もことからきています
しかし、東京だから「江戸好み」のようなコーディネートをするわけでもありませんし
東京の人が全員「江戸好み」が好きというわけでもありません。
あくまでも、自分がコーディネートをする・選ぶうえで
どちらが好きかということですし、自分の好みを伝えるときにわかりやすい
というだけの話です。
ちなみに、私はどちらも好きですしどちらのコーディネートもします!
小物に関しては・・・
帯揚げは、ベージュ色のものにして
黄土色の帯締めを目立たせました。
襦袢は、絽のものを着ています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ちょっとでも参考になればうれしいです!
しかし
6月とはいえ、本当に暑い日が続いていますよね・・・
浴衣を着ているかたも多いのではないかなと思います。
先ほど、まだ6月なので単衣にしたと書きましたが暑ければ浴衣を着て良いと思います!
私の教わってきたものでいうと、浴衣は7月から8月までというのがお約束で私自身も
6月はまだ早いかな~と思ってしまうので勝手に我慢して着ていないだけです(-.-)
きものの時期に関して、色々なルール・意見があると思いますが
あまり堅いことを言っていても、時代遅れだと思っています。
また、実際問題温暖化が進んでいるので環境に合わせ変化していくべきですよね!
ですから、天気・TPO・自分に合ったコーディネートできるのが一番です♪
是非、ご自身にあったコーディネートを見つけてみてください!(^^)!
最後まで読んでいただき有難うございましたm(__)m
りんりん