こんばんは!
りんりんです
ここ最近は、暑い日が続いていますね~(;’∀’)
マスクをつけるのが辛くなってきました・・・
さて、今日は冠婚葬祭シリーズの『祭』の3つ目
「お盆」について書いていきます
お盆もなじみ深いですが・・・
どんな行事なのでしょうか
色々調べて、まとめてみました
目次
お盆とは
お盆とは・・・
ご先祖様をお迎えし、一緒にひと時を過ごし先祖の霊を供養する期間をさします
また、地域や宗派によって風習が大きく異なるため一概に言うのは難しいですが
一般的には、13日に迎え火を焚きお迎えし
16日に送り火を焚きあの世にお送りします
<迎え火>
迎え火は、ご先祖様が迷わずにこの世に帰ってくるための目印になります
13日の夕方か夜に行われることが多く、家の門口や玄関前で行います
アパートやマンションなど、火を焚くのが難しい場合は提灯を使用します
<送り火>
送り火は、ご先祖様を無事にあの世に帰れるように送り出すものです
一般的には15日か16日ごろに行われることが多いです
お盆と言えば・・・
全国的ではないらしいですが、よくナスとキュウリの飾り物を見ると思います
ナスやキュウリに割り箸などをさして作られた動物のようなものは精霊馬と言われ
この世に来る時と、あの世に戻るときに乗る乗り物を表しています
キュウリは、足の速い馬とされご先祖様が早く帰ってきてくれますようにという意味が込められています
ナスには、少しでも長く一緒に過ごせるようにと足の遅い牛に見立てたナスの乗り物で帰っていただきます
また、ご先祖様が供え物をたくさん持ち帰れるようにという意味合いも込められています
このナスとキュウリですが、地域によっては別の意味があったり
ナスときゅうりの風習が無いところもあります
お盆はいつ?
お盆の時期といっても、地域によって大きく2つに分かれます
7月15日中心に行われる地域
8月15日中心に行われる地域です
理由としては
明治時代に旧暦から新歴に変更したときに
新暦の7月15日に行った地域と従来通り旧暦の8月に行った地域があったからです
天皇と近い東京では7月にお盆を実施した地域が多くあり現在も残っています
また、新暦の7月の時期は農作業の繁忙期にお盆の行事を行うことが難しかったため8月のお盆が多い理由と考えられます
このように、地域や宗派などによって時期も風習にも違いがあるようです
お盆の歴史
お盆は、606年に推古天皇が「推古天皇十四年十五日斎会」という行事を行ったのが始まりだと言われています
江戸時代前のお盆は、貴族・武士・僧侶などの上級階級の行事でしたが
江戸時代に入るとお盆の風習が庶民の間にも広まりました
その理由は、「ろうそくの普及」です
仏壇や提灯に欠かせないろうそくが大量生産され安く手に入るようになったことで
お盆が全国に広がったようです
盆踊りは関係あるの?
お盆と同じ「盆」が使われる盆踊り
盆踊りというと、お祭りで行う楽しいイメージですが
実はれっきとした宗教行事なんです
盆踊りの意味は、諸説ありますがご先祖様を供養するというのが一般的とされています
しかし
お盆の供養で成仏でき、ご先祖様が喜んでいる姿を表しているという説
ご先祖様や悪例を踊りながら追い出すものという説などいろいろあります
また、豊作を願うための盆踊りや娯楽のための盆踊りという意味合いも持っています
<盆踊りはいつ?>
盆踊りが行われるのは15日の夜で、あの世に帰る最後の夜です
その最後の夜を、盛大にもてなすための盆踊りでもあります
現代では、ほとんど行われませんが昔は夜通し行うのは普通だったそうです
<日本三大盆踊り>
ちなみに日本三大盆踊り、ご存知ですか??
個人的に、阿波踊りは生きているうちに一度は見てみたいものです
・阿波踊り(徳島県)
・西馬音内盆踊り(秋田県)
・郡上八幡盆踊り(岐阜県)
阿波踊りは知っていても、他2つを知っている人は多くなさそうですね
まとめ
以上、お盆について簡単にまとめてみました!
私が一番驚いたのはお盆と盆踊りが関係していたことです
普通に考えれば、開催時期も漢字も一緒なので違うものと考えるほうがおかしいのですが・・・
私の中では、盆踊り=夏祭りというものだったんです
ですから、こんなに宗教的な行事であることに驚きました(;・∀・)
現代の盆踊りは、宗教的というよりは町村の町おこし・交流の場・楽しいイベント
という意味合いが強いですから仕方ないのかもしれません
今後、盆踊りに参加するときにはご先祖様のことを思って踊りたいなと思います
皆さんも、お盆というものの意味合いを考え
振り返ったり・思い出したり・家族や親族一同のことを考えて過ごしてみてくださいね
最後まで読んでいただき有難うございましたm(__)m
りんりん