こんにちは!
りんりんです
さて、今日は【冠婚葬祭】の冠について
そもそも、冠婚葬祭の一文字ずつにどんな意味があるかご存知ですか?
冠婚葬祭は、古くから伝わる人生における4つの大切な儀式を表しています
それぞれに、
「健康に育ってほしい」
「幸せになりますように」
など、人が人を思い・願いがこめられているものなんです
「冠」は、元服(昔、成人になる印として冠が授けられる儀式)
「婚」は、婚礼
「葬」は、葬式
「祭」は、先祖を祀る行事
を指しています
※現在は、多少なりとも行事に違いや変化があります
【冠婚葬祭】シリーズでは、それぞれの行事について説明していきます
が、今回は冠(お宮参り)について書きます
目次
『冠』について
現在の冠にあたいする行事は以下の通りです
・お宮参り
・お食い初め
・初節句
・七五三
・十三参り
・入学式
・成人式
・就職
・長寿の祝い など
上記の中で、
説明不要な入学式・成人式・就職を除いてお話します
お宮参り
0歳の時に、子供の誕生を祝い
生まれて初めて、神社にお参りにいくこと
赤ちゃんが無事に生まれたことの感謝と今後とも健やかに
成長することを祈ります
男の子は生後30日目(諸説あります)
女の子なら生後31日目(諸説あります)
が基本とされています
しかし、無理をせず
赤ちゃんやお母さんの体調や天候に合わせて行うことが良いでしょう
?どこの神社に行くべきか?
地域の神社が一般的ですが、
安産祈願をした神社に感謝と報告をかねていくのも良いでしょう
?何をする?
神社でお参りをするのは当然ですが
地域や家族の風習や決まり事があるかもしれないので
相談しておいたほうが良いでしょう
また、
御祈祷を受ける場合には、事前に社務所に連絡して予約を
とってから、参拝に行きましょう
御祈祷は、15~30分ほどかかるので、事前準備も忘れずに!
?記念写真は?
記念すべき日なので、カメラマンを頼むことをお勧めします
ただ、天気や体調・都合もあると思いますので後日スタジオでとる
などもありだと思います
?装いは?
《赤ちゃん》
男の子は、白羽二重の熨斗目(のしめ)文様か黒羽二重の紋付
女の子は、白羽二重に友禅文様の掛け着
が正式です
現在は、ベビードレスなどの上から祝い着をかけるのが
多くなっているみたいです
《両親》
両親の服装には、きまりはありませんが
家族の服装は、赤ちゃんに合わせるというのが原則とされているので
赤ちゃんが、正装するならば両親も正装が好ましいです
その場合、父親はスーツが良いでしょう
略礼装に白シャツ・白ネクタイが基本ですが、スーツであればそんなに
気にすることはないでしょう
お母さんは、和装であれば訪問着・色無地などが良いでしょう
しかし、産後間もないので体調に合わせて洋装でも大丈夫です
その場合は、フォーマル系のワンピースにジャケットでも問題ありません
《祖父母》
両親と赤ちゃんの装いに合わせるのが良いでしょう
和装なら和装、洋装なら洋装
そして、忘れてはいけないことは
格を合わせることです
どちらかが、格が高くなることや低くなるようなことは
避けましょう
まとめ
最後に、お宮参りは父方の祖母が赤ちゃんを抱っこしているイメージありませんか?
これには、2つのいわれがあります
1つ目は
昔、お産は穢れとされていて
お産が終わったばかりのお母さんにはまだ穢れが残っている
という風に信じられ、赤ちゃんを抱かせなかったそうです
また、その穢れを取るためにお宮参りがあったともいわれています
(なんて酷い話なんでしょう、私には理解できません)
2つ目は
産後のお母さんの体を気遣って、父方の祖母が抱くというもの
現在では、こちらの意味で皆さんおばあちゃんが抱っこしていると思います
このように、お宮参りというものには
色々なしきたりや謂れがありますが
あくまでも知っているだけで良いと思います
時は、現代ですし時代に合ったお宮参りを行うのが一番!
無理をせず、家族全員にとって良い記念日になれば問題なしです
ですから、
「お宮参りってよくわからないし・・・」
でお宮参りをしないのではなく
調べたうえで、自分たちにできる範囲でやることをお勧めします
その赤ちゃんにとっても、家族にとっても一生に一度の行事ですから
楽しく思い出に残るお宮参りにしてください
そして、できたらでいいので、余裕があれば和装にチャレンジしていただけたら
私は、とっても嬉しいです(*’▽’)
日本ならではの、継承されている行事ですから形式はカジュアルになっても
ずっと行ってほしい行事です
以上、『冠』~お宮参り~についてでした!
次回は、『冠』~お食い初め~について書きまーす!
最後まで読んでいただき有難うございましたm(__)m
りんりん