こんばんは!
りんりんです
最近、バイトのシフトが入れるようになり
バイト詰めで更新が遅れてしまっています(-_-メ)
皆さんも、緊急事態宣言が解除され色々なことに変化が起きているのでは
ないでしょうか?
まだ、不安もありますが・・・
働けることに感謝ですね
さて
今回は、冠婚葬祭シリーズの最後『祭』の1つ目
【お正月】について書きます!
いよいよ冠婚葬祭シリーズの〆段階となります
是非、最後まで読んでいただけたら嬉しいですm(__)m
目次
『祭』とは
『祭』は、「先祖を祀る行事」で毎年決まって行う行事のこと
また、親族が集まることによって
絆を深め一族の繁栄を願うという意味合いもある
先祖を祀る行事は多様化し、地域ごとにも違いがあったりするため
一概には言えないが、下記が代表的なものです
【祭の行事】
・正月
・節分
・お盆
・お中元
・お彼岸
・七夕
・お歳暮 など
お正月
お正月は、私たち日本人にとって欠かせない行事の1つですよね
仕事も休みになる人も多く、帰省したり、親戚一同集まったりと
楽しみな人が多いのではないでしょうか
そもそもお正月とは・・・
年神様(としがみさま)を我が家にお迎えし新年を祝う大切な行事
この年神様という言葉、よく聞くと思いますが何の神様なのか?
答えは・・・
先祖の霊が「田の神」・「山の神」となり
お正月には「年神様」となり子孫の繁栄を見守ってくれると
昔の人は信じていたんですね
そして、たくさん幸せを授かるために年神様をお迎えし
お祝いする色々なものが生まれたとされています
【お正月はいつまで?】
元旦:1月1日の朝
元日:1月1日(大正月)
三が日:1月1日~1月3日
松の内:7日 or 15日(小正月)
松の内というのは、門松などのお正月飾りを飾っている期間のことで
その日以降は飾りをしまう=お正月の終わりを意味します
しかし、松の内の期間は地域によって違いがあるようで
松の内は7日か15日かです
わからない場合は、周りのお家をみてあわせましょう
お正月の行事
【初日の出】
初日の出、みたことありますか?
この「初日の出」は、明治以降
年神様の降臨とされ、盛んに「初日の出」を拝むようになりました
【初詣】
新年になって、初めてお寺・神社にお詣りに行くこと
本来は、自分たちの住んでいる地域の氏神様に詣でるのがよいとされていますが
現在では、有名神社など氏神様関係なく詣でる方も多くなっています
初詣の期間としては、1月7日までというのが一般的です
【お年玉】
お年玉、子供の時はこれが楽しみで仕方がなかったものです(^。^)
このお年玉ですが、実はお餅が始まりだったそう
年神様に供えた餅を下ろし、子供や目下のものに分け与えたというのが始まりとされています
このお供えしたお餅には、年神様の御霊が宿っているとされて
それを食べると1年分の力を授かると信じられていました
【小正月】
元旦の「大正月」に対して
旧暦の正月を「小正月」といい1月15日が小正月です
年末・お正月と大変だった女性をねぎらう日ということで
「女正月」と言う地域もあるそうです
この「小正月」ですが、餅花をかざり豊作を願い小豆粥をたべて
無病息災を祈るものです
小豆のような赤い食べ物には邪気を払う力をあるとされ
現代でも、祝い事には赤飯が炊かれるんですね
【左義長】(さぎちょう)
小正月1月15日ごろに、「左義長」または「どんどん焼き」と呼ばれる行事があります
これは、年神様を送る火祭りです
新年に来てくださった年神様は、その煙に乗って天へ帰っていくとされています
また、その炎で焼いた餅を食べると無病息災ともいわれているんですね
地方では、秋田県の「なまはげ」や「かまくら」などの行事もあります
お正月の飾り
お正月には、華やかな門松など飾りますよね
それを見ることで、目でもお正月を楽しめます(*´▽`*)
しかし、それぞれにどんな意味があるのか・・・
【門松】
門松は、「神様の降りてくる目印」なんです
常緑の松は神が宿る木として、竹が長寿を招く縁起物として
添えられています
玄関前に、左右に飾りますが
向かって右側が雌松、左側が雄松と呼ばれます
門松を立てるのは28日ごろが良いとされています
理由は
29日だと、「苦立て」
31日だと、「一夜限り」
とされるからです
【鏡餅】
鏡餅は、年神様の居場所とされています
にしても、お年玉といい鏡餅といいお餅たくさん出てきますよね
なぜかというと、昔からお餅は神様に捧げる神聖な食べ物として祝い事やお祭りには
欠かせないものだったからなんです
丸い形は、人の魂を模してつくられていて
それが神事に使う鏡と同じ形だったので「鏡餅」と呼ばれるようになったんです
大小のお餅が重ねられているのは、月(陰)と日(陽)を表し縁起が良いと
考えられたことからです
飾る時期としては、門松と同様に29日と31日を避け飾ります
1月11日の鏡開きでお汁粉などにして食べます
【しめ飾り】
しめ飾りは、清浄・申請の印とされています
年神様を迎えるために、清められた場所であることを示します
もともとの形は、神社と同様にしめ縄を張りめぐらしたそうですが
時代とともに簡略化され、しめ飾りや輪飾りと変化しました
このしめ飾りには、ウラジロ=不老長寿・ユズリハ=子孫繁栄・ダイダイ=家運隆盛など
縁起の良い植物がつかわれます
おせち料理
おせち料理・・・
好き嫌いが分かれますよね(‘ω’)
このおせち料理ですが、もともとは季節の変わり目に
年神様へのお供えした料理でした
ですが、お正月が一番重要な節句であることから
おせち料理といえばお正月というようになったんです
年神様へのお供え物でもあり、また家族の幸せを願う縁起料理
でもあります
家族の安全と健康・五穀豊穣・子孫繁栄などを願い
山海の幸をいれます
そして、おせち料理のそれぞれに意味や謂れがありますね
ご存知の方も多いとは思いますが、代表的なものを紹介します
【伊達巻】
江戸時代に長崎から伝わったカステラ蒲鉾が、伊達者(しゃれ者)の着ていた着物に
に似ていたことから伊達巻と呼ばれるようになったそう
昔は、大事な書類などを巻きものにしていたため、おせち料理には巻いている料理が多いんです
【栗きんとん】
日本中どこにでもある栗は、山の幸の代表で「勝ち栗」と言い
縁起が良いとされてきました
黄金色に輝く財宝にたとえ、豊かな1年を願う料理です
【昆布】
昆布は、「喜ぶ」という言葉にかけている縁起物です
【海老】
海老は、背中が曲がっていますよね
そのように背中が曲がるまで長生きしますようにと長寿への願いが
込められています
【数の子】
数の子は、ニ親(にしん)から多くの子どもが出てくるので
子宝・子孫繁栄を祈るものです
【紅白かまぼこ】
蒲鉾は、形から日の出を象徴するものとして
元旦には欠かせない一品です
紅は、喜び慶び
白は、神聖
を表しています
【黒豆】
まめは、元来、丈夫・健康を意味する言葉でした
「まめに働く」など語呂合わせから
おせちには外せない一品となっています
【ごぼう】
細く長く、地に深く根を張るごぼうは
「細く長く幸せに」という意味合いがあります
まとめ
以上、冠婚葬祭の『祭』~お正月~についてでした!
とっても身近で、おめでたく皆さん好きな行事だと思いますが
知らないこともあったのではないでしょうか?(;・∀・)
お正月は、みんなが楽しみで家族・親族にとっても一大イベントですよね
せっかくですので、お着物をきて初詣などしてもらえたら嬉しいです♪
また、今後のお正月の参考にしていただけたらと思います!
最後まで読んでいただき有難うございましたm(__)m
りんりん
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