冠婚葬祭~祭~お中元とお歳暮

こんにちは!

りんりんです

暑い日が続いていますね( ;∀;)

さて、今日は冠婚葬祭シリーズ『祭』の4つ目の

「お中元」と「お歳暮」について調べてみたので書いていきます!

目次

お中元とは?

お中元とは、道教からくる行事の1つで

日ごろからお世話になっている方へ、感謝の気持ちを示すために

品物を送る夏の挨拶行事です

また、現代では相手の健康を気遣い願うという意味合いも強いみたいです

この始まりは、道教の習俗からきていて

中国には「三元」と呼ばれる、厄を払う日が三回あります

1月15日を「上元」

7月15日を「中元」

10月15日を「下元」

上記3つをまとめて「三元」です

この中の「中元」は、「死者の罪をあがなう」

という日だそうで

日本に伝わると、内容が少しづつ変わり感謝を示す日となりました

<時期>

お中元はいつなのか・・・

地域によって、違いはありますが基本的には

7月初旬~8月中旬までとされています

東日本:7月上旬~15日

西日本:7月上旬~8月15日

<何を贈るべき?>

暑い日が続く時期なので、ビールやそうめん・冷菓子などが喜ばれるでしょう

<相場は?>

3000円~~5000円程度が一般的とされています

特にお世話になった人には、10,000円以上のものを贈ることもありますが

気を使わせてしまったりもするので

お互いの関係性などを考えながら

ちょうど良い金額で選びましょう

お歳暮とは?

「お歳暮」も「お中元」と同様に、お世話になった人に感謝を

示すという意味合いで品物を贈りますが、もともとは

年越しに行われる「御霊祭」がはじまりでした

この「御霊祭」ですが、先祖の霊に数の子や塩鮭をお供えしていました

そして、お供え物を娘の嫁ぎ先に贈ったり分家から本家に持ち寄っていた習慣が

いつの間にか、お世話になった人に感謝の気持ちを伝える「お歳暮」へと変化しました

一年を締めくくる最後の挨拶という意味も強いようで、お歳暮のほうが豪華になる傾向

があります

<時期>

お歳暮の時期も、お中元と同じように地域によって差はありますが

基本的には12月10日~20日ごろまでがお歳暮の期間とされてるみたいです

東日本:11月下旬~12月20日前後

西日本:12月13日~20日前後

<何を贈るべき?>

年末年始になり、家族・親族一同が集まることになるので

その際に、みんなで食べられるようなものであったり

ちょっと自分では買えない良い品物が喜ばれるでしょう

例えば、ハム・ソーセージ・高級なお肉・お酒・クッキーなどのお菓子詰め合わせ等

<相場>

3000円~~5000円程度が一般的とされています

特にお世話になった人には、10,000円以上のものを贈ることも

ありますが、気を使わせてしまったりもするので

お互いの関係性などを考えながら

ちょうど良い金額で選びましょう

「お中元」を贈らなかった場合は、その分も含めて

少し高価なものにしても良いかもしれません

まとめ

「お中元」と「お歳暮」の大きな違いは、時期です

意味合いとしては、どちらもお世話になった人に感謝の意を示すために品物をを贈るということなんですね

相場としては、「お中元」よりも「お歳暮」のほうが高くなる傾向があります

また、重視されるのもお歳暮のほうです

やはり、年の終わりというのは日本人にとって大切なものということがわかります

現代では、お中元は贈らずにお歳暮だけという人も増えているそうで、どちらかでも問題はありません

とはいえ、感謝に意を伝えるものなので可能であれば

「お中元」も「お歳暮」も贈ることが望ましいでしょう

以上、「お中元」と「お歳暮」についてでした!

最後まで読んでいただき有難うございましたm(__)m

りんりん

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